この記事は2022-03-13に作成された記事です。
2021年発売の最新モデルMacBook Pro14インチを購入してもうまもなく1週間が経過しようとしている。
なぜ価格、パフォーマンスでコスパの良いAirではなくProにしたのか、私の選び方を紹介しようと思う。
Proの決め手となった理由
まずは結論からいこう。
パフォーマンスはAirより高いことはもちろんのことだが「リセールバリュー」です。
その基準として見ているのは「トレードイン」で購入する場合の下取り価格。
Apple商品は新しいものを買う時にApple自身が下取りをしてくれるのだが、ここの価格に注目した。 ※価格は時期によって変わるので参考までに
ProとAirの価格差に注目してほしい。 41,000円の価格差がある。
Proは67,000円、Airは26,000円。
ここからさらに、下取り価格の割合を見ていった。
下取り価格の割合
Appleトレードインの下取り価格は「どんなスペックであろうとこの価格で下取りしますよ」というものです。
メモリを積もうが、SSD増やそうがその価格に影響は一切しません。
MacBookAirの下取り価格割合
8コアCPU、7コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
8GBユニファイドメモリ
256GB SSDストレージ
True Tone搭載Retinaディスプレイ
バックライトMagic Keyboard – 日本語(JIS)
Touch ID
感圧タッチトラックパッド
Thunderbolt / USB 4ポート x 2
この構成で115,280円(税込)
26,000÷115,280×100=22.5%
もっとも安いモデルでは、下取りに出した時最大で22%の金額が返ってくることになる。
では、次に私がAirを買うならこの構成という「それなりにスペックほしい」前提で構成すると次の通り。
8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
16GBユニファイドメモリ
512GB SSDストレージ
True Tone搭載Retinaディスプレイ
バックライトMagic Keyboard – 日本語(JIS)
Touch ID
感圧タッチトラックパッド
Thunderbolt / USB 4ポート x 2
この構成で164,780円(税込)
26,000÷164,780×100=15.7%
最安のモデルから約7%も下取り価格の割合が下がってしまった。
とにかくコスパだけ求めるのであれば、最安モデルを何もカスタマイズせずそのまま購入すれば良い。
MacBook Proの下取り価格割合
まずは、私が購入したモデルでもある14インチのもっとも安いモデルから見ていこう。
この構成で239,800円(税込)
67,000÷239,800×100=27.9%
ちなみに私が購入する前は75,000円だった記憶がある。ここ最近で価格変更があったと思われる。
次に、上位モデルを見てみよう。
10コアCPU、16コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M1 Pro
16GBユニファイドメモリ
1TB SSDストレージ
96W USB-C電源アダプタ
14インチLiquid Retina XDRディスプレイ
Thunderbolt 4ポート x 3、HDMIポート、SDXCカードスロット、MagSafe 3ポート
Touch ID搭載バックライトMagic Keyboard – 日本語(JIS)
この構成で299,800円(税込)
67,000÷299,800×100=22.3%
最安モデルから6万円高いが、Airの最安モデルとほぼ同じ割合をまだ維持している。
トレードインの価格を参考にして実質購入金額を比べてみる
最安モデル
- Air:89,280円
- Pro:172,800円
高スペックモデル
- Air:138,780円
- Pro:232,800円
このような金額となった。 あくまでトレードインでの場合で、下取りショップによってはもっと高く売れたりすることもあるから参考程度に留めておきたい。
私が購入した14インチ最安モデル、実質17万でこのスペックが手に入るのであれば「お得」という感覚だ。
Airで後悔したことがあるが故のProを選択
ここから、なぜProにしたのかその話をしていきたい。
まず、過去にAirの価格にひかれて(今より全然高い時代だったけど)購入したものの、動画編集などMacを購入してから色々パソコンでやりたいことが増えていき、結果として「スペック不足」に陥った。
メモリは足りない、CPUも限界みたいな経験がある。
もともとは、「スペック不足」を懸念して当時もProの購入を考えていたが明らかな「予算オーバー」であったために、妥協してAirを購入した結果が「後悔」
どんなにAirの性能がM1チップによって向上したと言っても所詮はAirだというのが私の主観だ。
スペックに懸念を持つPCは一切買うべきでないというのが、過去の後悔から学んだこと。
よって、下取りの割合が高い(リセールバリュー)とスペックに不安も不満もないProにしたということだ。
はじめてMacBookを購入する人へ
MACはクリエイティブなことがwindowsよりも手を出しやすく、純正からサードパーティーまで質の高いアプリも多い。
最初はやるつもりがなくても、動画編集、写真・画像編集などやってみたくなるのがMACの面白いところ。
「予算に余裕があるならMacBook Pro」を買っておくべきだとお伝えしておきたい。
Airしか買えない人はAirを買うしかない。
Pro でも Air でもメモリは16GB
個人的な主観だが、windowsよりメモリを食う印象がある。
だからメモリは16GBを最低ラインだと思った方が後悔は少ない
前述したようにAirで後悔した経験からwindows、macともにメモリは最低16GBで積むべきと考えている。
16GBに増設する予算(約2万円)も出せないならmacは買うべきでないと思うという事をお伝えして、「M1 MacBookAirとMacBook Proで迷った時の後悔しない選び方」の解説を終わりとする。